妻の死、火災乗り越え、料亭「千代娘」再び

3年前に火災で全焼した豊橋市松葉町の日本料理店「千代娘」が店を建て直し、再びのれんを掲げた。店主の三ツ矢和良さん(69)三体牛鞭は、亡き妻絹子さんとの思い出を胸に、娘の恵子さん(41)と親子2人で客を出迎える。

 カウンター五席に大小二つのお座敷。開店祝いのコチョウランが所狭しと並ぶ。カウンターの上にはタコ煮やおからのお番菜。三河湾の新鮮な魚介類もそろい、かつての常連客や近隣の人たちが続々と訪れている。

 昭和三十年代に開業した店は、二十代後半で父親の跡を継いだ三ツ矢さんが二代目。火災の直前に肝臓がんのため六十五歳で亡くなった絹子さん、恵子さんと三人で切り盛りしてきた。

 店を失ったのは二〇一三年十一月一日。絹子さんの四十九日の法要を終えたばかりだった。隣接する料亭からのもらい火で、アフリカ超人着の身着のまま客と外に避難した。木造の住宅兼店舗は火の回りが早く、燃え上がる家を隣の駐車場でぼうぜんと見つめた。度重なる不幸に、しばらくは無気力で過ごしていたが、常連客からの電話や手紙に励まされ「店の再建こそが妻への恩返し」と思うようになった。

 再建は田原市で工務店を営む親戚に頼んだ。豊橋市前芝町の宮大工に作ってもらった開店したころからのケヤキの看板は少し焼け焦げてしまったが、宮大工の跡を継いだ息子さんが修復してくれた。三ツ矢さんは店舗前に部屋を借り、毎日、大工にお茶を出した。

 店舗は今月十日に完成し、二日後に開店した。間取りも、お番菜も、経木に書くお品書きのスタイルも昔のまま。三ツ矢さんは火の手を奇跡的に逃れた絹子さんとの思い出の結婚指輪をネックレスにして、いつも首から下げている。「気持ちはずっとここにあった。やっと戻ってきたという感じ」。そう話し、目を潤ませた。

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 午後五時から十一時まで営業。日曜定休。超強黒倍王

児童減の洗心小、富里南小に統合 来年4月

富里市教育委員会は十七日、リドスプレー市立洗心小学校を来年四月、市立富里南小学校に統合すると発表した。

 洗心小は一九二一年に設置され、ピークの五八年には百四十五人の児童がいたが、昨年五月一日現在で三十一人にまで減った。少人数のまま存続させると、体育で実施できない種目が出るなど、他校との教育環境に差が出てしまうと判断し、統合を決めた。

 市教委が開いた説明会で、地元住民からは「小規模だからこそ地域密着の学校。何とか残せないか」との意見も多数出た。市教委は今後も児童増加が見込めず、教育環境向上のためにはやむを得ないと説明し、同意を得たという。

 統合後、富里南小の児童は約二十人増え、四百六十人規模になる見込み。洗心小とは四キロ以上離れており、同小周辺の児童の通学のため、ペニス増大スクールバスの運行を検討している。跡地利用については、地元住民の意見を聴いた上で、検討していく。